|
|
漢方薬名:桂枝(けいし) 肉桂(にっけい) 桂皮(けいひ)
ニッキ飴のニッキです。京都の「八つ橋」にも使われていますね。
「枝」の字が当てられていますが、古方漢方薬では幹の部分の厚い
皮を使っています。外側のコルク層をカンナで削りとります。良質の
桂枝は、切り口から黒々と精油が滲み出ます。口に入れると、始め
豊かな甘みがあり、後からビリビリと強烈な辛味が有ります。
古い物や、粗悪品は香りも甘みも辛味も薄く、効き目が弱いです。
玄武堂では、数十s単位で桂枝が置いてありますので、店に入ると
ニッキの臭いが立ちこめています。常連のお客様のなかには、桂枝を
コーヒーに入れたり、粉に挽いてクッキーを焼いたりやトーストにつけると
美味しいと、お求めになられる方もいらっしゃいます。
漢方薬では、多くの処方に用いられて、関節の機能を良くし、内臓の
働きを補い、元気を増す作用があります。
|
無許可での複製・転載および転写を禁じます
|
|
|